子供のころはテレビの見過ぎと言われ、大人になってYouTubeの見過ぎと言われている。〜バブル、投機、負の遺産。
私はオタクではないのですが、「オタク」な方々の活動を見るのが好きです。
YouTubeで沢山見ています。
特に鉄道、廃墟、等々にハマっている方々のYouTube、見ていてとても楽しい。
こんな方々と一緒に仕事ができたらいいな〜、とか思いながらいろいろとつまみ食い的に見ています。
そんな流れで見つけたのが、「限界ニュータウン探訪記」。これはおもしろい。
私も6〜18歳までは”ニュータウン”に住んでいたので、心の故郷のような感じもあり、とても心を揺さぶられます。
当初はニュータウン専門の廃墟マニアなのかな??と思ってましたが、全然違いました。
バブル時代の負の遺産が現代に及ぼす影響を、社会問題として提起している素晴らしいコンテンツ。
ただ、深刻さは全然なく、ぷぷっと笑える箇所がいくつもあり、なんとも不思議な感覚の動画です。
やはり問題の発端が、「投機」という欲望の行動の結果だからかもしれません。
生活に困窮するなどの切迫した問題ではないので、なんとなく余裕があるのでしょう。
ただ、今は2023年ですが、これから10年・20年と経つにつれ、団塊ジュニア世代が「終の住処(ついのすみか)」を探し始めると予想されます。
その動きが増えれば、こういったものも大きく注目されていくのではないかと思います。
ちなみにこの「限界ニュータウン探訪記」は、さらにもうひとつ魅力があります。
それが、その限界ニュータウンに実際に住んで、開拓しようとしているところです。ここが廃墟マニアと決定的に違うところと言えます。
私もぜひ参加してみたい。ノスタルジーと、社会問題のメッセージと、マニアと、開拓精神、そしてDIY。いろいろミックスされていて面白そうです。でもなぜか、ほんのり幸せ感もあります。
こんな絶妙なミックスは、殆ど奇跡ではないでしょうか。
芸術です。社会彫刻です。
知らんけど。(←まあこれは、ちょっと言ってみたかっただけです。)
ちなみにこの「限界ニュータウン探訪記」のコンテンツを作られている吉川さんという方、なんだかとてもいい人で、私はこういう方と一緒にお仕事できると楽しいだろうなぁとか妄想しています。
それでは。