構図・構造の意識

何をするにしても、構図は大切。

私は文章を書くのがとにかく苦手です。

でも文章に「構図」があることに気がついてから、なんとかそれだけを頼りにいろいろと書いて来ました。

構図・構造、これ大切。

アメリカのニューヨークには、「自由の女神」の像があります。

台座を含めると高さ93メートルもあるそうです。かなり大きいです。

ところで、あの像を作ったのは誰?

それはフランスの彫刻家、フレデリック・バルトルディ。知りませんでした。

でも構造設計に携わったエッフェルという建築家は知っています。言わずと知れた、のエッフェルです。

このことだけ知って「やっぱ構造は大切だね」と思うのは単純過ぎでしょうか。

でもまあある意味、これが象徴的な事実なんだと都合よく言いたいのです。

絵画には当然、構図がある。

絵画の構図には、学術的なこと、技術的なこと、心理的なことなど、とにかくとても深いいろんなことがあります。

でも全体としては、伝えたいことを伝えるために効果的な構図・構造があり、そのメソッドはかなり確立されているようです。

絵が上手い人がいれば、あまり得意でない人もいます。

細かい絵もあれば、大雑把な絵もあります。

多くの人は、細かい=上手い、と思いがちですが、それなりに絵画の知識のある人なら、構図・構造にも着目するはずです。

人生の構図・構造。

若いうちには、なかなか人生の構図・構造が見えません。

でも年を重ねるうちに、いろいろな謎が解けてきて、自分の人生や社会全体の構図が見えてきます。

いかに自分の欲望に振り回されてきたのか、そして自分と同じことをしている人が周りにも沢山いることが見えてきたり、自分とは全く違うとても賢い人が沢山いることが見えてきたり。運のいい人、悪い人、普通の人。いろんな人がこの社会を構成しているのです。

「人生を棒に振る」という言葉がありますが、やっぱり棒に振るのではなく、しっかりとした支柱を立てていくことが大切なんだろうと思います。

文章の構図・構造としては

シメに入ります。

私は、構図・構造が大切ということは、ある程度年をとってから気づきました。

映画やドラマで言えば脚本、音楽ならキーやコード進行。いやそんなものだけではなく、仕事、人間関係、なんにせよ、気づけばそこに「構図・構造」があるのではないでしょうか。

それを丁寧に観察していけば、いろんなことが見えてきそうです。

そして自分なりにアレンジして、新しい構図・構造を生み出すのも面白いかもしれません。

ではまた!

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